ゼネコン大手のオデブレヒト・グループは盛んに海外戦略を推進しており、アフリカ、ラテンアメリカ並びにカリブ地域で砂糖・エタノールを生産する。
アンゴラやモサンビークなどで鉱石や石油採掘をしている同社では、アフリカは砂糖キビ栽培の条件が揃っている上に、ヨーロッパ連合に砂糖・エタノール輸出で免税されている。
またカリブ諸国も米国へのエタノール輸出、ヨーロッパ連合への砂糖輸出では、輸入関税がかからないなど好条件が整っており、ブラジルからの輸出よりも収益性が高い。
国内ではサンパウロ州西部に2億5,000万レアルを投資して、エタノール生産工場を建設、また今後8年間で総額50億レアルを投資して年間4,000万トンの砂糖キビを処理する。(24日付けヴァロール紙)