17日のTAM航空機事故、マナウスの第4防空・航空制御統合センター(Sindacta4)の停電事故や継続する空港混乱で、ブラジルのイメージや企業活動に支障をきたしている。
継続する運行キャンセルや搭乗遅延などで直接的、間接的損害は正確には計算できないが、航空業界の損害は10億レアルと見込まれている。
また航空機利用の70%は企業活動の出張で、1日当り1万人のエグゼクチブが利用できなくなっており、25%が観光客であったがバスや自動車に切り替え、 また航空機での輸出のフルーツや家電も影響を受け、多くの海外からの経済ミッションがブラジルの空港危機でキャンセルしている。(26日付けエスタード 紙)