世界の石油採掘に伴って燃焼される天然ガス排出量は3億5,000万トン、ブラジルでは石油プラットフォームで燃焼される天然ガスで、年間400万トンから700万トンのCO2排出が行なわれており、サンパウロ市内の車から排出される年間のCO2排出量760万トンに匹敵する。
ペトロブラス石油公社は石油採掘時に、日産550万立方メートルの天然ガスを燃焼させているが、毎年増産を続けているにもかかわらず、CO2排出量は2001年の710万立方メートルを下回っている。
世界銀行は産油国に対してグローバル・ガス・フレアリング削減パートナーシップ(GGFR)への参加を呼びかけているが、ブラジルはCO2排出では世界17位で、ペトロブラスはカンポス沖の石油採掘プラットフォームでの天然ガスの年商削減のために、2億9,800万レアルを投資している。(16日付けエスタード紙)