今年上半期のブラジルの粗鋼生産は、前年同期比12.8%増加の1,632万7,000トンで世界10位にランク、世界全体では8.4%増加の6億5,160万トンであった。
アジアの粗鋼生産が全世界の50%以上の3億5,500万トン、中国が17.8%の大幅増加の2億3,712万トンで世界を牽引しており、今年の粗鋼生産は5億トン以上と見込まれている。
中国に次いで日本が4.3%増加の5,941万4,000トンで続いており、米国はマイナス4.2%の4,853万8,000トン、ロシアが4.6%増加 の3,660万9,000トン、韓国が8.1%増加の2,587万4,000トン、インドが6.1%増加の2,288万5,000トン、ヨーロッパは1億 7,800万トンであった。(20日付けヴァロール紙)