米通商代表部は、発展途上国向け一般特恵関税制度(GSP)の改正に基づき、ブラジルから輸入している2億2,400万ドルに達するブレーキ、ブレーキ部品に対して、免税措置を廃止して2.5%から4.2%の関税をかける。
またドーハラウンドのG4会合の決裂及びMerck社のエイズ薬エファビレンツのパテントを無視するブラジルに対する報復とも推測されている。
G4会合出席のインドに対しては、インドからの輸入総額が22億ドルに達する金の宝飾品に対する免税措置を対象から外し、米国医薬品のパテントを無視するタイ、またヴェネズエラやフィリピンも影響を受ける。(29日付けエスタード紙)