大サンパウロ都市圏の失業率は15.5%に低下

 5月の大サンパウロ都市圏の失業率は前月の16.3%から15.5%に低下、5月としては1995年以来の低率となっており、就業者の平均サラリーは4月の1,152レアルから2.1%増加の1,216レアルとなっている。

 しかし5月の失業率低下は就職活動を中止した人の増加が考えられるが、前年同月の失業率は17%であったが、最終12ヶ月間では商業部門が10万5,000人、サービス部門が6万1,000人を雇用したが、鉱工業部門は7万8,000人を削減している。

 また全国の六大都市圏の失業率は4月の16.9%から16.4%に低下、そのうち就職活動を行なっていないのは5.5%から5.2%に減少、失業率が低下したのはサンパウロ、ベロ・オリゾンテ、ブラジリアでポルト・アレグレおよびレシーフェは増加した。(28日付けエスタード紙)

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