国家通貨審議会(CMN)は、2009年度のインフレ目標を4.5%で継続すると発表したが、中銀のインフレ目標4.0%に対して暗黙の了解をしており、上下2.0%の誤差、2.5%から6.5%のインフレ目標を設定した。
しかし金融業界は今年のインフレを3.7%、来年は4.0%を予想しており、2009年の高めの設定値4.5%を疑問視しており、CMNの決定に対してルーラ大統領からのインフレコントロールのための経済成長率の犠牲に対する圧力を疑っている。
CMNは社会経済開発銀行(BNDES)のクレジットの基準金利となる長期金利(TJLP)を6.5%から6.25%に切下げて、PACプログラムや設備投資を促す。
メイレーレス中銀総裁は、中銀の最重要目標はインフレコントロールであり、2009年は4.0%、その後も低いインフレ率を想定していると説明した。(27日付けエスタード紙)