スーパーシンプレス法が7月1日から実施

 零細・小企業の税支払手続き緩和するスーパーシンプレス法が7月1日から実施されるが、シンプレス法が適用される320万社のうち270万社が税支払い滞納などで自動的に加入できない。

 各州でリミットが異なるが、年間売上げが最高240万レアルまでの零細・小企業に適用されるが、社会保障院(INSS)や税務署などに負債を抱えていると加入ができない。シンプレス法では6種類の連邦税、州税の商品流通サービス税(ICMS)、市町村税のサービス税(ISS)を一種類の書類で支払うことができる。

 シンプレス法では輸出に関する免税、滞納税の120回払いまでの分割払い、8万レアルまでの入札の参加などが可能となり、サンパウロ、リオやミナス州では年商240万レアルまで、マラニャン、ピアウイやトカンチンス州などは120万レアルまでの企業に適用される。(26日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=33025