政府系シンクタンクである応用経済調査院(Ipea)は、第2四半期の経済成長率を5.5%と予想しており、農畜産部門は12%、鉱工業5.9%、サービス業部門は4.7%の成長を見込んでいる。
今年の第1四半期の経済成長率は、予想を僅かに下回る4.35であったが、第3四半期並びに第4四半期の成長率はそれぞれ3.7%、今年の経済成長率は4.3%、来年は4.4%、農畜産部門は4.5%並びに5.0%、鉱工業は4.3%、4.6%、サービス部門4.0%、4.1%を見込んでいる。
好調な内需、ドル安の為替などで輸入と投資部門の大幅な伸びが予想されており、昨年の一般消費は前年比4.3%増加、今年は5.7%、来年は5.6%増加が予想、それに伴って昨年の投資は前年比8.7%、今年は9.0%、来年は9.1%の伸びが予想されている。また昨年の輸入は前年比18.1%と大幅に増加したが、今年も引続き19.0%増加の1156億ドル、来年も18.0%の増加の1416億ドルが予想されている。
しかし輸出の伸びは鈍化が予想されており、今年は5.45増加の1,596億ドル、来年は4.8%増加の1,753億ドル、貿易黒字も縮小傾向で今年は441億ドル、来年は337億ドルの貿易黒字が予想されている。(21日付けエスタード紙)