ブラジル地理統計院(IBGE)では、今年の穀物生産を前年比15.5%の大幅増加の1億3,510万トン、2003年の1億2,360万トンの記録更新が確実と予想している。
しかしマット・グロッソ州の旱魃によるトウモロコシの減産及び7月から8月にかけてのパラナ州の霜害による小麦の減産が予想されており、多少の下方修正の可能性もある。
地域別生産量は南部地域が6,050万トン、中西部4,450万トン、南東部1,600万トン、北東部1,100万トン、北部が300万トンで、トウモロコシと大豆が生産量の80%を占めている。(13日付けエスタード紙)