中銀の発表によると5年連続で継続していた経常収支は、今年11ヶ月間では42億5,000万ドルの黒字を計上しているが、12月は18億ドルの赤字に転じるために、今年の24億ドルの黒字から来年は一転して、35億ドルの赤字に転じると予想している。
貿易収支では今年の輸出額は1,600億ドルから来年は1,720億ドルに増加するが、輸入は1,210億ドルから1,420億ドルの大幅増加で、貿易収支黒字は340億ドルから300億ドルに減少する。
今年の海外への利益送金や金融投資などの所得収支は、209億ドルから来年は200億ドル、海外からの直接投資は、350億ドルから280億ドルにそれぞれ減少するが、海外旅行などのサービス収支は、340億ドルから350億ドルに増加する。(20日付けエスタード紙)