AOCもサムスンに続いてサンパウロでモニター製造

AOCブランドでコンピューター用モニターをマナウスフリーゾンで製造している、中国資本TPV社はサムスン電子に続いて、マナウスでのモニター製造を中止して、サンパウロ州ジュンジアイ市に2,000万レアルを投資して、来年2月からモニターの製造を行なう。

サンパウロ州へのモニターの生産拠点移転はサムスン電子と同じで、今年初めに、サンパウロ州政府はマナウスフリーゾン製モニターに対して、商品流通サービス税(ICMS)12%から18%に引き上げたのが大きな要因となっている。

しかし来年1月からTPV社は、マナウスフリーゾンで19インチ型LCDテレビの生産を開始するが、TPVはコンピューター用モニターでは世界の30%のシェアを誇っており、フィリップス、HPやデルコンピューターへOEM供給している。(27日付けヴァロール紙)

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