>>年末のドル値をR$1.95に修正
9日のドル値は0.39%下げてR$2.024を記録、2001年2月に記録したR$2.00を割るR$1.989に近づいてきており、ブラデスコ銀行では、年末のドル値をR$2.05からR$1.95へ修正した。
今月5日間のドル値は1.31%、今年は5.35%も大幅に下げており、カントリーリスクも4.87%下げて156ベーシックポイントと最低記録を更新している。
中銀のレポートでは今年年末のSelic金利を11.50%、来年末は10.50%、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を3.86%、来年は4.0%の予想を修正していない。(10日付けガゼッタ・メルカンチル紙)
>>ヴァーレ・ド・リオドーセは15億ドルを投資して3,000万トンの鉄鉱山開発
ヴァーレ・ド・リオドーセ社は15億ドルを投資して、今年下半期からミナス州ブルクツ鉄鉱山での鉄鉱石採掘を開始するが、年間2,400万トンを予定しており、最終的には年間3,000万トンを生産する予定である。
また今年下半期からカラジャス鉱山からの鉄鉱石を1,500万トン増産、また来年第1四半期からミナス州ファゼンダン鉱山の生産を1,580万トンに引上げる。
また来年下半期からはミナス州イタビリトス鉱山で年間700万トンの鉄鉱石のペレット化工場を建設、2009年にはツバロン製鉄所で700万トンの鉄鉱石のペレット向上建設を予定している。(10日付けガゼッタ・メルカンチル紙)
>>サンパウロ市を含む4都市は工業部門の75%の雇用
サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の調査によると、大サンパウロ圏、カンピーナス、サン・ジョゼ・ドス・カンポス及びソロカバ市の工業業界のサラリー総額はサンパウロ州の85%、雇用の75%を担っていると発表している。
サンパウロ市の鉱工業の生産性は全国トップであるが、エンブラエル社及びGM社を抱えるサン・ジョゼ・ドス・カンポス市の工業界の平均サラリーは3,212レアル、自動車製造メーカーが集中するサン・ベルナルド・ド・カンポ市が2,480レアル、カンピーナス市が1,820レアルとなっている。
付加価値のある工業製品製造や輸出競争力のある工業が集中している都市はサンパウロ市がトップ、続いてカンピーナス、グアルーリョス、サン・ベルナルド・ド・カンポ、ジュンジアイ、オザスコ,サント・アンドレー市などサンパウロ市の半径100キロメートル以内に集中している。(10日付けエスタード紙)