海外投資ファンドは砂糖キビ栽培や穀物栽培のために、ブラジル国内の土地を買い漁っているために、土地価格が高騰してきており、全国平均では最終12ヶ月間で、8.9%の値上がりをきたしている。
現在の全国平均の農地価格は、1ヘクタール当たり3,600レアルであるが、と小師1月は3,200レアルで11.9%上昇、最終3年間では14.1%の値上がりで、インフレを上回っており、特に砂糖キビ及び大豆栽培地域の土地価格の値上がりが顕著となっている。
またマット・グロッソ州、バイア、MAPITOと呼ばれるマラニャン、ピアウイおよびトカンチンス州への投機が、海外投資家によって盛んに行なわれてお り、トカンチンス州のセラード地帯であるアラグアイア地域は、最終12ヶ月間で99.3%、マット・グロッソ州のアウト・アラグアイア地域は11.7%、 マラニャン州コドー地域は、143%とそれぞれ大幅に値上がりしている。(1日付けガゼッタ・メルカンチル紙)