日伯法律委員会(松田雅信委員長)に31人が参加して2009年4月2日午後4時から6時まで開催、初めにブラガ&マラフォン弁護士事務所のグラウシオ・グロトリ弁護士は「技術革新−化学技術省の理解と恩典実行への障害」について歴史やコンセプトなどについて説明した。
デロイトのロザーナ・ドス・サントス弁護士は「デジタル簿記公共システム(SPED)への登録−主な課題」と題して、デジタル税制SPED、デジタル会計SPED,電子ノッタはすでに実施されており、今年4月から新たに25セクターが電子ノッタ使用の義務付け、9月からは更に化粧品メーカー、衛生用品、酪農製品、情報機器メーカーなど54セクターが新たに義務付けられ、税制上と会計上のノルマ、プロセス、注意点などについて説明した。
続いてレネ・ラモス弁護士は海外労働者のブラジル国内勤務のワーキング・ビザ獲得の権利、期間、税制、管理職に対するパーマネント・ビザの取得注意点などについて説明、最後にピニェイロ・ネット法律事務所のフェリペ・バルボーザ弁護士とアンドレ・シッカ弁護士は「新ルアネー法と対スポーツ恩典法−文化とスポートを支援する租税メカニズム」について新旧ルアネー法の相違点、恩典や税制などについて説明した。
左から講演者のグロトリ弁護士/ラモス弁護士/進行役のスギモト弁護士
左から講演者のシッカ弁護士/ロザーナ弁護士/バルボーザ弁護士