今年2回目の運輸サービス部会(和田亮部会長)が2009年2月9日正午から午後2時まで商工会議所会議室に14人が参加して開催、2月17日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見の交換を行なった。
国内経済や世界経済が好調に推移していた昨年9月までは海運、観光・ホテル、フォワーダー業界などは好調であったが、9月のリーマンブラザーズ破綻をきっかけに一転して国内外の経済の悪化に伴って、運輸サービス部会所属の企業の業績も悪化、石油価格の下落に伴う燃料費の下落、日本の景気悪化でブラジルからの出稼ぎの人員削減に伴って帰国の増加、就航路線・便数の低減、今後の増加が予想される航空会社の合併・統合、トレードのインバランスの加速、サンタ・カタリーナ州の水害、税関ストライキ、SISCARGAの導入、サンパウロ市のトラック規制などが話題となった。
参加者は和田亮部会長(日通)、廣瀬隆副部会長(商船三井)、岐部ルイス副部会長(Ubik)、広瀬純子氏(ブルーツリーホテル)、谷口雅治氏(栄進)、小西弘恭氏(JAL)、畠山研治氏(K-Line),今井達也氏(NYK)、森田透氏(山九)、山下日彬氏(ヤーコン)、クラウジオ・イモト氏(NTT),加藤秀雄領事,黒木沙緒里調査員、平田藤義事務局長
PPTを見ながらシンポ発表資料作成で意見交換
左から谷口氏/イモト氏/小西氏/森田副部会長/和田部会長