電気電子部会(松田雅信部会長)に11人が参加して7月29日午後5時から6時30分まで開催、参加者は来月7日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で今年上期の回顧と下期の展望を発表した。
上期の回顧では地上デジタル受信機価格の下げ渋りや魅力的なコンテンツ不足で停滞、新規ビジネス開拓、製造工場の閉鎖、管理コスト、ロジスティックコスト、レアル高の為替で輸入販売好調、好調な長期格安クレジット販売、消費者の付加価値商品購買への移行、好調な薄型テレビ、税関ストライキによる部品調達への影響、リードタイムの短縮などが挙げられた。
下期の展望では営業部員の増員による販売強化、為替による収益性の圧迫、継続するレアル高の為替、地方統一選挙による入札停滞懸念、インフレによる経費や固定費のコストアップ、アウトソーシング事業の強化など一層の経営努力などが話題に上った。
出席者は松田部会長(パナソニック)、三好副部会長(プリモテック21)、大塚氏(キャノン)、御園氏(TDK)、松代氏(ヤマハ・ミュージック)、萩原氏(日立ハイテク)、竹島氏(日立ハイテク)、田中氏(村田ワールド・コマーシャル)、村田氏(プリモテック21)、加藤領事、平田事務局長
和気あいあいとシンポ発表資料で意見交換
左から松田部会長/三好副部会長