労働問題研究会に20人が参加して開催

企業経営委員会(林 恒清委員長)の労働問題研究会に20人が参加して2010年6月17日午後4時から6時過ぎまで開催、進行役は山内正直副委員長が務めた

初めにBoyden do Brasil Ltdaのジョエル・ガルビ取締役が「新たなるステージに向かうブラジル」と題して、ブラジルのエグゼグチブの特徴、BRICs諸国で最も安定した政治、2014年のワールドカップや2016年のオリンピック開催に対するインフラ部門の投資や高速鉄道建設、岩塩層下の膨大な埋蔵量の原油、世界の食糧供給、豊富な天然資源、健全な銀行システム、コントロールされたインフレなど世界がブラジルに注目しており、テロや宗教戦争のない多民族国家、ブラジルのエグゼクチブはいろんな危機を乗り越えてきて柔軟な思考を持ち合わせているために、世界の大企業の経営者がヘッドハンティングを狙っていると説明した。

続いてKanamaru & Crescenti Advogados e Consultoresのラッケル・ガルシア・ドス・サントス訴訟部門コーディネーター並びに同社のカルロス・スウインゼケル弁護士は「労働契約の要点」と題して、労働契約の重要性、90日間の試用雇用、従業員と合意での雇用契約の変更、労災や雇用契約の停止に対する異議の申し立てなどについて説明した。

左からBoyden do Brasil Ltdaのジョエル・ガルビ取締役/山内正直副委員長

(fotos Rubens Ito/CCIBJ)

 

左からKanamaru & Crescenti Advogados e Consultoresのカルロス・スウインゼケル弁護士/山内正直副委員長/ラッケル・ガルシア・ドス・サントス訴訟部門コーディネーター

20人の参加者は熱心に講演を聞いていた

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=34140