平田事務局長のHP散策:約半世紀前からの象徴的な日伯合弁プロジェクトの概要、そして将来に向けた日伯協力の枠組みの中で官民連携のあり方、 信頼関係に裏打ちされた両国のパートナーシップ、そのブラジルに対する熱い思いがひしひしとインタービューに応える芳賀氏の一句一句から伝わって来る。以下のURLにアクセス御覧下さい。
http://www.jica.go.jp/story/interview/interview_93.html
目覚めた巨人、ブラジルとどう付き合う
新大統領の下、成長加速路線に点火か
-元気のいいブラジルの最近の経済成長をどう見ていますか。
日本への信頼感を醸成した日系人
-ブラジルにとって150万人の日系人の存在は大きいと思います。日系の方々のこれまでの活躍が、非日系人を含めてブラジルを非常に親日的な国にしてきたと思うのですが。
-そういう長い歴史があり、同時に、ブラジルが日本をそう見てくれているということが日本であまり知られてないのが残念ですね。
支援国としてのブラジルとJICAの役割
-近年、ブラジル自身もドナーへの道を歩んでいますね。最初は中南米を中心として域内に南南協力を、ということでしたが、最近、アフリカなど、南米大陸を飛び出していっています。
―これは非常に大きなプロジェクトだと思うのですが、この「プロサバンナ」に限らず、ブラジルはなぜ日本と組むのでしょうか。
-今後ドナーとしてブラジルの第三国に対する支援もさらに広がっていくと思うのですが、ブラジル自身に裨益するような協力としては、どのようなものが期待されているのでしょうか。
-目の前のワールドカップ、オリンピックということを考えると、タイミングとしても非常に大きい課題なのでしょうね。
中南米市場の中心、ブラジル
-現在ブラジルが他国に期待しているのは何でしょうか。
-その中で日本が応えていけるとすれば、どの部分でしょう。
-これだけ距離的には離れていても、ブラジルから見ると「精神的に頼りになる日本」という存在だと感じます。ですから日本企業を含め、日本の人たちにもブラジルについてもっと知ってほしいですね。