機械金属部会に18人が参加して業種別部会長シンポの発表資料作成

機械金属部会(西岡勝樹部会長)は2011年1月27日正午から2時まで18人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために開催、参加者はそれぞれ昨年の回顧と今年の展望を発表した。

昨年の回顧では好調な国内経済の成長に伴って売上が好調に推移、連邦政府や州政府のインフラ案件、ペトロブラス石油公社の岩塩層下石油開発向け大型プロジェクト、スマートグリッド、関連企業のブラジル進出、旺盛な設備投資、人件コスト削減のためのオートメーション化、活況な国内造船業界、大統領選挙の影響、急増した鉄鋼輸入、好調な自動車関連部門、現実味を帯びてきて脅威となってきた韓国や中国企業の進出、レアル高の為替などが話題となった。

今年の展望として本社が更にブラジルに注目、堅調な国内市場、ワールドカップやオリンピックを見据えたインフラ整備の拡大、旺盛なペトロブラスのプラットフォーム向けなどの投資の継続、公共交通関連のインフラ整備投資、更に拡大する自動車販売、持続可能なGDP伸び率、コンペチタ-の動向、価格競争で熾烈な争いとなる中国企業、高品質の韓国企業などの進出など更なる厳しい環境に直面していくと予想されるが、業界全体では楽観的な見方をする企業も多かった。

参加者は西岡部会長(日立ブラジル)、大井副部長(マエカワ ブラジル)、榎本氏(南米出光石油)、渋谷氏(川崎重工)、浅井氏(コマツ ブラジル)、田中氏(キョーセラ・ド・ブラジル)、駒形氏(MCC)、赤木氏(メタルワン)、西岡氏(三菱重工)、原田氏(南米ミツトヨ)、宮崎氏(MMC)、杉山(南米新日鐵)、川名氏(NSK)、杉原氏(OSG),栗原氏(個人会員)、岸氏(ユシロ・ド・ブラジル)、加藤領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

 

18人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成

18人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成

左から大井副部長(マエカワ ブラジル)/西岡部会長(日立ブラジル)

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