(2011年1月26日) ビザ発給円滑化に向け奮闘する前田一郎日系社会委員長(丸紅ブラジル会社社長)

昨年11月25日、26日の東京で開催された第4回日伯貿易投資促進合同委員会(日伯貿投委)においてビザ発給円滑化が喫緊重要テーマの1つとして俎上され、会議所を代表し前田一郎日系社会委員長が討議に加わった。

その後のブラジル政府側へのフォロー・プッシュをするために、1月26日(水)に、ブラジル開発商工省(MDIC)を在ブラジル日本大使館の前田 了書記官とともに東京会議のブラジル側の司会役を務めた外国通商局統括コーデネイターのジョン・ルイス・ロッシ氏を訪問、ブラジル外務省の担当官2名を含め解決策について協議した。

結果、両国間で了解覚書(MOU)に合意すれば可能であり、また最短・最善策の実績例がある事も判った。この仕組みで3~5年間の有効短期滞在ビザが発給されれば、ビザ取得の問題が大幅に改善される見通しだ。前田委員長は面談直後に三輪 昭 日本大使を訪問しMOU適用例について報告を行う一方、併せて官側のタイムリーなフォローを要請した。

 

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