今年4月の正規雇用は12万9,000人で2013年以降では最高

就労・失業者管理センター(Caged)の発表によると、2019年4月の労働手帳に記載される正規雇用は12万9,601人を記録して、2013年4月の19万6,900人に次いで6年ぶりの正規雇用を創出している。

金融市場関係者の今年4月の正規雇用は80万人前後と予想されていたにも関わらず、前年同月の11万5,800人を11.8%上回り、伝統的に4月の正規雇用は増加傾向を示している。

しかし経済リセッションが始まった2014年4月の正規雇用は10万5,300人増加したが、経済リセッション真っただ中の2015年4月の正規雇用はマイナス9万7,800人、2016年4月はマイナス6万2,800人、経済リセッションから脱出した2017年4月は5万9,800人増加、昨年は11万5,800人を記録していた。

経済成長か継続していた2010年4月の正規雇用は30万5,000人で記録更新したが、2011年4月は27万2,200人増加、3012年4月は21万6,000人増加、2013年4月は19万6,900人増加と徐々に減少傾向を示していた。

今年初め4か月間の正規雇用は31万3,835人増加、4月の過去12カ月間では47万7,896人増加、今年の正規雇用は年金・恩給改革が国会で承認されれば加速度的に増加すると予想されている。

今年4月の正規雇用を牽引したのは、サービス部門の6万6,290人増加と約50%を占めたが、製造業部門も2万479人増加、建設業部門は1万4,067人増加、農畜産部門1万2,291人増加、公務員1,241人増加、鉱業部門は454人増加している。(2019年5月25日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=36306