2020年万博開催都市立候補への支援宣誓の書面を、2012年9月19日サンパウロ市役所にて、日系社会を代表し日系主要5団体が立候補委員会の会長を務めるジルベルト・カサビ聖市長へ手渡した。
日系主要5団体長の署名入り書面には、日系移民の開拓精神とブラジル国民の包容性の融合、今日のブラジルを作り上げる一端を担ったその特質を鑑みるとサンパウロ市が掲げる万博のテーマ「多様性の力、成長への調和」は日系社会にとっても意義深く、また祖国の伝統文化を守りながらもブラジル社会へ溶け込み、同時にブラジル社会も日系移民を受け入れ今日世界最大の日系コミュニティを築き上げていることは、多様性というブラジルが誇る国家財産の正に最良例と言え、サンパウロ市の立候補には日系コミュニティをあげ支援を行う旨が記載されている。
本会合への出席者は、ジルベルト・カサビ立候補委員会長/聖市長、アルフレッド・コタイチ・ネット聖市国際関係局長、ギリェーミ・マッタル聖市国際関係局長補佐、カルロス・ケンジ・フクハラ万博立候補委員会事務局長、カルロス・タカハシ聖市儀典課長。日系主要5団体からは、菊地義治日伯援護協会会長、アンセルモ中谷日伯文化連盟会長、ハルミ・呉屋ブラジル日本文化福祉協会副会長、平田藤義ブラジル日本商工会議所事務局長。
平田事務局長は、アフリカ諸国からの得票獲得に支援をまたアフリカのみならず中近東諸国にも働きかけることで、万博誘致の実現成功を収めるようコタイチ国際関係局長に勧め提案した。
(Foto: Luci Júdice Yizima / Jornal Nippak e Nikkey Shimbun)
左から、平田事務局長、呉屋文協副会長、カサビ万博立候補委員会長/サンパウロ市長、アンセルモ中谷日伯文化連盟会長、菊地援協会長(Foto: Luci Júdice Yizima / Jornal Nippak e Nikkey Shimbun)