本日10月19日、サンパウロ市内のホテルでELETROS全国電気電子製品メーカー会(Lourival Kiçula会長/篠原一宇審議会長(パナソニック・ブラジル副社長))18周年記念式典が開催され、式典にはブラジルを代表する家電メーカー パナソニック、SEMP TOSHIBA、ITAUTEC、ELETROLUX、CCE、PHILPSなどの代表者及び幹部が集まり盛大に行われた。1994年8月29日に設立された同協会の功労者には記念品の贈呈が行われた。(会員企業はhttp://www.eletros.org.br/associados.php)
開発商工省のAlexandre Cominディレクター、元開発商工省大臣でもあるDorothea Werneckミナスジェライス州政府商工開発長官、エコノミストでオ エスタード紙の論説員のRoberto Macedo氏(ELETROS初代会長)など多数が参加。会議所からは平田事務局長が招待を受け参加した。
また、IMF総会から戻ったばかりのギド・マンテガ財務相も駆けつけ、ブラジルの経済政策などについての講演を行った。講演の中で、米国経済の回復鈍化、ヨーロッパの金融危機や中国・インドをはじめとしたアジアの経済減速下にもかかわらず、ブラジルは堅調な経済成長を続けている。上期に施行された政策が功を奏し、下期の成長のペースが続けば来年2013年には4%の成長は確実になる。消費市場を左右する失業率も5.3~5.4%と低い数字で推移、2006~2011年の成長率の実績(4.2%)から引き続き今後も堅調に推移すると力説した。