2月22日に開催される業種別部会長シンポウジウムの発表資料作成のために、貿易部会(伊吹洋二部会長)が2013年2月14日午前9時から11時まで開催、ドラフトの発表資料を基に、昨年の輸出並びに輸入は前年比ともに減少、貿易黒字の縮小、輸出では鉄鉱石、自動車鉄鋼半製品が大幅に減少、輸出相手国は中国が1位、日本は5位、バランスのとれた輸出先となっていることを伊吹部会長が説明した。
また輸入は自動車が大幅に減少、輸入先では中国が米国を抜いてトップ、日本は7位、アジアからの輸入がトップ、対日輸出では鉄鉱石並びにトウモロコシが大幅に減少、米国の旱魃被害でブラジルからのトウモロコシ輸入が急増、日本からの輸入では圧延機が急増したが、自動車や工業製品は減少、対内直接投資は米国がトップ、日本は大幅に減少、中国は第三国経由の対内直接投資、鉱業並びに農畜産部門への直接投資は減少したが、サービス部門は増加したことなどを伊吹部会長が説明、参加者は積極的に意見交換をおこなった。
参加者は伊吹部会長(丸紅)、加藤副部会長(島津製作所)、江上氏(双日)、林氏(伊藤忠)、紀井氏(ジェトロサンパウロセンター)、元山氏(KBKブラジル)、池田氏(丸紅)、目黒氏(三井物産)、平栗氏(三菱商事)、矢部氏(三井物産)、辻氏(長瀬産業)、寺本氏(ブラジル住友商事)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集担当
右端はドラフト資料で説明する伊吹部会長