高速鉄道入札を再度延期

ジウマ・ロウセフ大統領の最大のインフラ整備プロジェクトであるサンパウロ市経由のリオ市とカンピーナス市を結ぶ総延長距離が510キロメートルの高速鉄道の入札は、ドイツやスペインのコンソーシアムからの要請などで再度延期された。

唯一、高速鉄道の民営化コンセッション入札に名乗りを挙げていたのは、フランス資本Alstom社をリーダーとするコンソーシアムであったが、スペイン資本Renfe eTalgo 社をリーダーとするコンソーシアムは、60日の延期を要請並びにドイツ資本Siemmens社をリーダーとするコンソーシアムは1年以上の延期を要請していた。

高速鉄道の入札に名乗りを挙げていたのは、Alstom社をリーダーとするコンソーシアムだけであり、入札延期によるAlstom社のコンソーシアムの不参加の可能性はあるにも関わらず、ジウマ大統領は入札の延期を決定したとセザール・ボルジェス運輸相は説明している。

サンパウロ市並びに連邦政府直轄地ブラジリアの地下鉄入札でのカルテル疑惑と高速鉄道の入札延期とは、関係がないとボルジェス運輸相は説明しているにも関わらず、Siemmens社やAlstom社もカルテルの疑いがもたれている。

大型プロジェクトの入札は大統領選挙前の実施は非常に難しいとロジスティクス企画公社(EPL)のベルナルド・フィゲイレード総裁は説明、また今回の入札を見送ると予想されていた韓国や日本のコンソーシアムが入札延期によって、入札条件が再度見直されるために、参加する可能性も指摘している。(2013年8月13日付けエスタード紙)


 

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