2015年日ブラジル外交関係樹立120周年記念事業ブラジル実行委員会(委員長:梅田在ブラジル日本国大使)は10月3日(金)、サンパウロ総領事館に於いて同実行委員会のメンバーおよび関係者を集め第2回会合を主宰した。
会合には同実行委員会の副委員長職を担う主要日系5団体長および各々の団体の事務局長に加え、在外公館長(サンパウロ総領事、リオ総領事館首席、JETRO所長、JICA所長、国際交流基金所長等)、また記念事業の中でも目玉としている花火大会についてジョー高橋氏も参加、同大会開催の適地案について説明。会議所からは藤井会頭および平田事務局長が参加した。
第2回の議事進行は第1回実行委員会議事録および実行委員会名簿を確認・承認後、120周年記念特別事業の検討状況、募金方法、周年事業認定の順で進められた。両国の外交関係樹立の周年行事の中で一番インパクトがあり事業・予算規模の大きい花火大会についてはPPTを使い詳細な説明がされた後に、寄付や募金活動について色々な角度から協議が行われた。
特別事業の1つとしてJICAブラジル事務所は、過去、日本がブラジルのナショナル・プロジェクトに資金や人、技術面を含め大きく係り、貢献したウジミナス事業やセラード開発事業等5つの共同プロジェクトを紹介する日伯共同プロジェクト展覧会について企画案の概要を説明。起(時代背景)、承(プロジェクト黎明期)、転(プロジェクト転換期)、結(プロジェクト成熟期)、エピローグ(現在の様子)を一般国民にも分り易く伝え紹介する案だ。
また去る9月26日、当会議所常任理事会に於いて動議・承認れた経済セミナーについても本実行委員会の席上で取り上げられ、来年はたまたま会議所設立から75周年を迎えるが、来年日本から経済ミッション来伯時期に合わせてセミナーを開催する案について説明、開催方法(寄付対象外の記念行事)、場所、セミナーの規模、セミナー概要、共催・後援案、参加者等々について討議が行われた。
なおロゴマーク、マスコット・キャラクター及び周年事業認定の検討状況やメイン事業に纏わる寄付に関する依頼状の発出時期について申し合わせ確認の後に第2回会合は終了した。次回の会合は12月初旬に開かれる予定。