建設不動産部会に12人が参加して開催

建設不動産部会(藤井 健部会長)は、2015年1月23日午後4時から5時30分まで12人が参加して開催、2月24日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、参加者は2014年の回顧並びに2015年の展望について発表した。

2014年の回顧ではアパートの賃貸相場の上昇率の停滞、マンション売買は物価上昇率を下回る価格の上昇、コスト削減、中古車販売ディーラー向け工事の受注増加、製造業の投資の先送り、原材料の値上げ、労賃の上昇、複合ビルの増加、公共事業の減少、期待外れのワールドカップやオリンピック需要などが挙げられた。

2015年の展望では駐在員数の横ばい傾向、アパート価格変動の動向、インフレ上昇、銀行金利の高止まり、空室の増加傾向、営業所の新設、非日系企業の受注の開拓、施工の効率化、人件費の上昇、ペトロブラス石油公社関連の連邦警察の特別捜査「ラヴァ・ジャット作戦」による大手ゼネコンへの影響が話題となった。最後に藤井部会長並びに平田事務局長は120周年特別事業にかかわる寄付について協力を要請した。

参加者は藤井部会長(CGC)、奥地副部会長(戸田建設)、大滝氏(ホス建設)、スナゴ氏(FLEX PARQUE INDUSTRIAL)、森口氏(スターツ ブラジル)、遠藤氏(Nagawa do Brasil)、稲井氏(Nagawa do Brasil)、菅井氏(株式会社ナガワ)、平田藤義事務局長、天谷アドバイザー、吉田調査員、大角編集担当

左から大滝氏/藤井部会長

 

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