10月28日(水)午後2時、秋篠宮親王ご夫妻が皇室とも非常に縁の深いサンタクルス病院をご訪問、同病院ではレナト石川理事長および二宮正人会長等の出迎えを受けられ、最初に両殿下ご夫妻ご訪問記念碑の除幕式に出席された。
両殿下ご夫妻は病院館内の入り口にさしかかった所でカフー財団の少年少女達30人による歌「花は咲く」で迎えられ、そのままレナト理事長の案内で関係者とご歓談された他、二宮会長から同病院の歴史について説明をお受けになった。
昭和天皇の御下賜金が呼び水となり日本政府の補助金や在ブラジル日本人による寄付金で1939年に創立された旧日本病院が現サンタクルス病院である。その後、太平洋戦争が勃発、国交断絶、敵性資産として接収され、日系人の返還運動により90年代にようやく日系人による経営に戻った歴史がある。
会議所から土屋 信司日伯経済交流促進委員長(ブラジル三井物産社長)、藤田 誠メディカル分科会会長(ブラジルテルモ)、平田藤義事務局長等に加え、また来る11月27日、当会議所および日経新聞社が共催する日伯外交関係樹立120周年記念医療セミナー開催に当たり同病院と係わりの深い会員企業からも大勢が参加した。