電気電子部会に8人が参加して開催

電気電子部会(千野 浩毅 部会長)は、2016年8月1日午後4時から6時まで8人が参加して開催、今月25日に開催される2016年下期の業種別部会長シンポジウム発表資料作成で意見交換を行った。

参加者は自社の上期の回顧並びに下期の展望について発表、上期の回顧として経済リセッションによる一般消費者需要の低迷、取引先の資金難による販売低迷、為替変動による値上げによる販売減少、為替悪化、インフレ上昇による収益悪化などがマイナス要因となったが、景気の底打ち感、付加価値商品へのシフト新規事業の立ち上げ、為替による輸出拡大、オリンピック特需などがプラス要因として挙げられた。

下期の展望として、市場環境の改善の遅れ、依然として不安定な政治情勢、為替変動、高金利の継続、新経済班による増税の可能性並びに年金改革や労働法改善の遅れが憂慮されている。

シンポジウム副題「どん底の時期ならではの戦略 課題整理と対処方策」として、長期視点に立った経営判断の重要性、経営基礎体力の温存、ビジネスパートナーの選定、為替変動への耐性強化、ロジインフラ整備強化の要請などが挙げられた。

参加者は千野部会長(ソニー)、高田副部会長(NECラテンアメリカ)、磯村副部会長(エプソン)、大沢氏(キャノン)、藍原副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、天谷アドバイザー、大角編集担当

左から高田副部会長(NECラテンアメリカ)/磯村副部会長(エプソン)/千野部会長(ソニー)

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