日系諸団体は河野太郎外務大臣の初来伯を祝い、ブラジル日本文化福祉協会の貴賓室で盛大に歓迎会を開いた。
河野外務大臣は5月20日から亜国ブエノスアイレスで開かれるG20外相会合に先立ちサンパウロを訪問、日系諸団体は19日夜文協の貴賓室で盛大な歓迎会を開催した。
日系社会を代表し、呉屋はるみ会長がブラジル日本移民110周年歓記念式典に眞子さまご臨席に対する感謝の意を込め丁寧に歓迎の辞を述べた。
河野大臣はこの機会を契機に中南米地域の日系人との交流を強化したいと挨拶、在日日系人に日本と母国を結ぶ懸け橋となる人材が育つ社会にしたいと意欲を語った。
平成9年(1997年)天皇皇后両陛下がブラジルを訪問された時の首席随行員が父、河野洋平(平成6年の日本国外務大臣)であったと明かしながら、ブラジルとの縁の深さに思いを馳せたエピソードを披露する場面もあった。
歓迎会には10人掛けの円卓テーブルを囲む約130名が参加、同大臣はわざわざ各テーブルを巡回挨拶、過去に例が無い懇談会模様は非常に印象的だ。
会議所から松永愛一郎会頭はじめ平田藤義事務局長、20数名の会員企業が参加した。