6月の段ポール箱出荷は11.6%と二桁増加

景気動向のバロメーターとして用いられる2018年6月の段ボール箱販売は、5月下旬から開始で11日間継続したトラック運転手の国道封鎖抗議デモの影響を大幅に受けた前月比では36.85%増加している。

また今年6月の段ボール箱販売は、前年同月比11.66%と二桁台増加の32万4,324トンと順調に5月の大幅な落ち込みから順調に回復、1日当たりの平均販売は7.4%増加している。

今年上半期の段ボール箱販売は、前年同期比1.79%増加の171万8,000トン、5月~6月の1日当たりの平均販売は、トラック運転手の国道封鎖抗議デモの影響で1月~4月の段ボール箱販売28万2,806トンよりも4.9%減少している。

ブラジル段ボール協会(ABPO)の今年の段ボール箱販売は、トラック運転手の国道封鎖抗議デモ前の予想の3.8%増加から2.8%増加に下方修正を余儀なくされている。

今年5月の段ボール箱販売は、トラック運転手の国道封鎖抗議デモの影響で前年同月比19.74%減少の23万6,985トンに留まり、国道封鎖抗議デモの影響は6万トンの減産に繋がっている。(2018年7月12日付けヴァロール紙)

 

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