繊維部会は意見交換会開催

繊維部会(大島 一仁部会長)は、2018年8月15日午前9時から11時まで9人が参加して開催、初めに繊維部会メンバー各社の近況報告として、今年上期の原綿高騰、スポット契約見直し、好調な競合他社のない注文製品販売、本社サイドに説明しても理解できないブラジルコスト、価格で太刀打ちできない中国製品に淘汰されるブラジル国内市場、環境対応商品リリース、避けられない再生樹脂製品の市場投入、本社に理解を得られないブラジルの人件費、ブラジルでは存続が厳しい労働集約型産業、アルゼンチンの為替暴落並びに暴騰金利、一般消費者の可処分所得目減りによる景況感悪化、イノベーション技術や素材産業部門への事業転換、自由市場電力供給契約に対する違約金支払い、待ったなしの日系メーカー以外の欧米メーカーへの拡販、不可欠な為替リスク負担、非関税障壁問題、業界事情に精通したブラジル人営業マンの採用、11月11日から施行された新労働法施行による労働訴訟案件の減少、雇用企業による労働者の労働組合費の一括支払い要求、不可解なパラサイト型行政、特別年金支払いなどが話題となった。また今後の繊維部会の在り方や活動など多岐に亘る意見交換が行われた。

参加者は大島部会長(クラシキ)、豊田 明生副部会長(ユニチカ)、脇田副部会長(日清紡)、辻氏(YKK)、大谷氏(東レ)、平池氏(東レ)、南村氏(東洋紡)、横山氏(オーミ)、大角編集担当。

              進行役の大島 一仁部会長

 

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