メディカル分科会開催

メディカル分科会(高柳分科会会長)は、2018年11月27日10時から12時まで、商工会議所大会議室に16名が参加して開催した。はじめに、12月3日に東京で厚生労働省、PMDA、JETROとANVISA共催で実施される日伯医療分野規制に関するセミナーについて説明が行なわれた。

次に、ジェトロの辻本氏は、ジェトロとメディカル分科会の法務コンサルティング業務契約について、概要並びに委託業務内容、契約期間等を説明、フェルスバーグ弁護士事務所のマリアネ弁護士を紹介した。マリアネ弁護士は、弁護士事務所の紹介や実績、また各企業が抱えている課題に対する質問の取組み方について説明を行なった。メディカル分科会メンバーにとって、ANVISA、INMETROの法規や規制改正時の変更内容の解説情報が得られ、また個別的な質問に関するコンサルティングを受けることができる取組みとなっている。

次に、10月24日のABMEDとの会合、10月29日のINMETROとの政策対話会合、11月23日のANVISA、INMETROとの技術合同会議の報告と共に、AGIR提言の進捗状況説明が行なわれた。メディカル分科会は、ANVISAのみならず、ABMEDとの連携、またANVISAとINMETROの技術合同会議などに参加し、提言を行なってきており、今までなかった政策対話のチャネルを増やし、制度改善に向けて、活発に活動を行なってきている。

前進はしているもののまだ課題は残されており、INMETROが要求している数値的なインパクトのまとめや法的な側面からの提言を行っていくなど、継続して政策提言活動に取り組んでいくことへの意見交換を行い、次の政策対話会合の戦略を話し合った。そして最後に、日伯友好病院主催で11月10日に開催された第2回日系病院連絡協議会についての説明が行なわれた。

参加者は高柳分科会長(島津製作所)、マルシオ副分科会長代理(富士フイルム)、朝倉氏(カネカ)、松吉氏(オムロン)、山田氏(オムロン)、近藤氏(タカラベルモント)、アデマール氏(島津製作所)、ヴァレリア氏(パナメジカル)、岩瀬氏(ジェトロサンパウロ)、辻本氏(ジェトロサンパウロ)、斉藤氏(JICAサンパウロ)、上田領事(サンパウロ総領事館)、マリアネ氏(フェルスバーグ弁護士事務所)、タイス氏(フェルスバーグ弁護士事務所)、平田事務局長、吉田調査員。

Pdfフェルスバーグ弁護士事務所紹介

 

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