ノウハウが凝縮された「ブラジル通関入門 – 輸入取引」セミナー開催

政策対話委員会(村田俊典委員長)課税・通関ワーキンググループ(吉田幸司グループ長)主催による「ブラジル通関入門 – 輸入取引」セミナーは、2018年12月3日午後2時並びに4時からそれぞれ50人以上が参加して開催、進行役は吉田幸司グループ長が務め、エッセンスとノウハウが凝縮されたプレゼンで業界事情に精通した森田透副グループ長は「ブラジルの輸入通関システム概要説明」と題して、ブラジルの通関システムの変遷、SISCOMEXフロー、PORTAL UNICO移行後のフローイメージ、輸入開始ステップ、Radar登録、条件、種類、ブラジル輸出入税率統計品目番号(NCM)のクラシフィケーション並びにポルトガル語商品説明の重要性並びに派生する問題点、輸入ライセンスの有無及び関係官庁、輸入諸税の算出方法、輸入通関リードタイム、サントス港湾ターミナル、ブラジル保税倉庫、輸入通関ステップ、木材梱包やSiscargaの注意点などについて説明した。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、不条理な税関に耐えてきた百戦錬磨の業界生き字引の谷口雅治グループメンバーは、Radar登録やNCMコードに関する注意点、事前登録の輸入ライセンス、グリーン通関、サンプル輸入時の注意点、燻蒸処理問題などについて説明。またM&Aでは、グリーン通関、OEA制度やブルーライン取得企業への監査、ブラジル輸出入税率統計品目番号(NCM)、ポルトガル語商品説明、通関業者への商品説明の重要性などが挙げられた。最後に森田副グループ長は、アンケート調査結果について説明した。

Pdfブラジルの輸入通関システム概要

Pdfブラジルに貨物を輸入する場合の課題に関するアンケート調査 結果

業界屈指の指南役の森田透副グループ長が講演

実務経験豊富で辛口コメントの貴重なアドバイスで参加者に薫陶を与える谷口雅治副グループ長

進行役の吉田幸司グループ長

貴重なアドバイスに耳を傾ける参加者

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=45401