ジャイール・ボウソナロ新政権は、長らく停滞しているインフラ整備部門の活性化のために、インフラプロジェクト承認を速やかにするために、規則や条例改正を加速するための政治工作を行っている。
インフラ部門担当のゴメス・デ・フレイタス大臣は、インフラ投資促進するために国会内に担当委員会を設置するが、党や派閥によるインフラ部門の利権分配は行わないと強調している。
しかしボウソナロ新政権での下院議長再選を狙って、ボウソナロ次期大統領に接近を図っている下院議会のロドリゴ・マイア議長(民主党 DEM)は、ボウソナロ政権にとって下院議会調整で非常に重要となっている。
ボウソナロ新政権では、環境ライセンスに関する法案168号/2018、空港建設に伴う土地接収に関する法案468号/2018、コンセッション契約更新に関する法案6814号/2017、破産法に関する法令10200号/2018などの改正を優先する。(2019年1月7日付けエスタード紙)