最終フォーカスレポートでは今年末のSelic金利を7.0%予想

昨日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、今年末の政策誘導金利(Selic)は、前回予想の7.13%から7.00%と3回連続で下方修正している。

フォーカスレポート作成の協力金融機関の中でも的中率が最も高いトップ5銀行では、今年末のSelic金利を6.50%と予想、2020年末のSelic金利は前回同様に8.00%を予想している。

また今年のGDP伸び率は前回予想の2.55%から2.53%に下方修正、昨年2月から6月の予想では3.00%増加であったが、昨年下半期の今年のGDP伸び率予想は2.50%前後まで下がっていた。

昨年第3四半期のGDP伸び率は前四半期比0.8%増加、昨年のGDP伸び率は1.3%予想、昨年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は3.69%、今年のIPCAは4.01%を予想、ブラジル地理統計院(IBGE)が発表した昨年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は3.86%であった。

トップ5銀行の昨年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は3.66%、今年のIPCA指数は3.96%を予想、今年末並びに2020年末のドルの為替はR$3.80を予想している。(2019年1月8日付けヴァロール紙)

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