今年1月の一般消費者の景況感は改善

サンパウロ州商業連盟(Fecomercio-SP)のパウリスターノ対象の一般消費者景況感調査によると、2019年1月の一般消費者の景況感を計る消費者態度指数(ICC)は、ジャイール・ボルソナロ新政権への期待が反映して前月比0.7ポイント上昇の128.6ポイントを記録している。

また今年1月の消費者態度指数(ICC)は、混沌とした10月の大統領選挙や漸く景気回復の兆しが見え出した前年同月比では10ポイントと大幅に上昇している。

今年1月の現在の経済状況についての評価を表す指標(Icea)は、前月比0.4ポイント上昇の96.3ポイント、景況感見通し指数(IEC)は、0.8ポイント上昇の150.2ポイントに上昇している。

今年1月の一方世帯月収が10最低賃金までのパウリスターノのIcea指数は2.0%上昇の91.3ポイント、一方世帯月収が10最低賃金以上のパウリスターノのIcea指数は、2.4ポイント減少の106.1ポイントを記録している。

一般消費者の景況感回復には失業率の低下並びに実質賃金の上昇が不可欠であり、昨年のサンパウロ市の新規雇用は4万6,700人を記録して、2017年の1万9,200人の雇用減少から反転しているとサンパウロ州商業連盟(Fecomercio-SP)では指摘している。(2019年1月25日付けヴァロール紙)

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