課税・通関WGが会合を開催

政策対話委員会(村田俊典委員長)、課税・労働WG(吉田幸司グループ長)が、2019年2月7日午後5時45分から、課税・通関WG活動について、13人が参加して開催された。

 課税・通関WGは、吉田グループ長司会の下、「個人所得税セミナー」、直近の税務関連、またAGIR提言書アップデートについての意見交換を行った。直近の税務関連に関しては、移転価格税制の1月29日改正(Instrução Normativa RFB no 1870/19)、法人所得税の世界の動き、また間接税率の統一の可能性や手続きの簡素化についての議論が行なわれた。ボルソナーロ新政権が誕生し、経済チームが法人税の引き下げや税制簡素化について議論はなされるものの、まだ具体的な施策は見えてこない。その中で、課税・通関WGでは、ブラジル工業会(CNI)の課税に関する提言や、現在下院に提案されている間接税制統一案などについて意見交換を行い、今後もブラジル政府の動向を監視しながら、お互いに蜜に情報交換を行っていくことが話し合われた。

 出席者は、吉田幸司グループ長(KPMG)、西口阿弥氏(EY)、坂本融氏(EY)、諸岡朱美氏(EY)、永井孝明氏(ブラジル日清紡)、篠原一宇(パイオニアブラジル)、松本雄一氏(JEOLブラジル)、二宮康史氏(ジェトロサンパウロ)、谷口雅治氏(IDL EXPRESS)、政策対話委員会:柳本安紀委員、総領事館:上田基仙領事、事務局:平田藤義事務局長、吉田章則調査員

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