今年のEコマースは前年比15.0%増加予想

Ebit|Nielsen社では、今年のブラジル国内のEコマース販売は前年比15%増加の612億レアルに達すると予想、昨年は前年比12%増加の532億レアルを記録していた。

過去数年間に亘ってブラジル国内のEコマース販売が二桁成長を記録している要因として、スマートフォンによる一般消費者の日用品購入が加速しており、今後の二桁台の成長が見込まれている。

今年のブラジル国内のEコマース販売は前年比12%増加、1億3,700万件の取引予想、平均単価は447レアルとEbit|Nielsen社のAna Szaszリーダーは予想している。

昨年のブラジル国内のEコマース販売は小売販売の僅か4.34%を占めたに過ぎないが、米国は10%、中国は25%に達しており、5年後には米国並みの10%に達すると予想されている。

米アマゾン・ドット・コム社は、ブラジルでは主にマーケットプレイス(取引市場)サービスを提供してきたが、今後、社内で商品の仕入れ・発送の実施で、ブラジル国内のEコマース市場の競争激化が予想されている。(2019年3月8日付けヴァロール紙)

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