Selic金利は年内に4回切下げ予想

昨日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、中銀の通貨政策委員会(Copom)では政策誘導金利(Selic)を9回連続で6.5%を維持しているが、今月末の通貨政策委員会での0.25%の引下げを予想している。

先週の中銀の最終フォーカスレポートによると、今年の政策誘導金利(Selic)は9月の通貨政策委員会から3回の切下げを予想していたにも関わらず、昨日のフォーカスレポートでは年内4回の切下げを予想している。

中銀はインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を3.80%に据置いたが、今年のGDP伸び率は2.0%から0.8%と大幅な下方修正、コントロールされているインフレ指数並びに弱いGDP伸び率で、年金改革実施に関わらず、今月末からSelic金利引下げが予想されている。

中銀の最終フォーカスレポートでは、今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の3.82%から3.80%に下方修正、2020年のIPCA指数は3.95%から3.91%に下方修正、今年のIPCA指数の中央目標値は4.25%、2020年は4.0%に下方修正されている。(2019年7月2日付けエスタード紙)

 

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