ペトロブラス石油公社は、石油・天然ガス開発のコア事業に資本を集中させるために、海外のポートフォーリオ事業売却に次いで、早急なブラジル国内の石油製油所の売却方法を検討している。
ペトロブラスは、石油製油所のみの売却若しくは石油製油所並びにパイプライン、港湾ターミナルなどの付随ロディスティックインフラ部門との売却を検討している。
BradescoBBIは、ペトロブラスは国内の8カ所の石油製油所売却だけで120億レアル~190億レアルの資金調達を予想、付随ロディスティックインフラ部門との売却の場合では135億レアル~230億レアルの資金調達を見込んでいる。
ペトロブラスは売却する石油製油所として、ペルナンブーコ州Rnest製油所並びにパラナ州のSIX製油所、バイア州Rlam製油所、ミナス州Regap製油所、パラナ州Repar製油所、南大河州Refap製油所、アマゾナス州Reman製油所、セアラー州のLubnor製油所で、1日当たりの石油精製能力が110万バレルに達する。
しかし1日当たりの石油精製能力が50%近いリオ州並びにサンパウロ州の石油製油所、北大河州のClara Camarão製油所の6カ所の製油所は売却リストから除外されている。
先週金曜日のGlobo-News戸のインタビューでロベルト・カステロ・ブランコ総裁は、今後1年6カ月での売却が予定されている石油精製所から150億ドルの資金調達を見込んでいると説明していた。(2019年4月30日付けヴァロール紙)