今年初め5か月間の新車販売は既に100万台突破

全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2019年5月のトラックやバスを含む新車販売は、前年同月比21.6%増加の24万5,460台を記録している。

今年初め5か月間の新車販売は、好調に推移して前年同期比12.47%と二桁増加の108万台と100万台をすでに突破、昨年同期は96万4,660台と100万台を割っていた。

今年5月のバスやトラックを含まない新車販売は前年同月比2016%増加の19万4,880台、今年初め5か月間の新車販売は、11.10%増加の103万台と昨年同期の93万2,020台を約10万台上回っている。

今年5月の営業日数は22日と前月の21日よりも1日多く新車販売は前月比0.78%増加に留まり、新社会保障案の国会承認の遅れが自動車販売に間接的に影響していると見込まれている。

しかし今年5月のトラック販売は前年同月比60.87%増加の9,190台を記録、今年5か月間では46.81%増加の3万9,060台を記録、新車トラック販売向けクレジット拡大が影響している。

今年初め4か月間の新車販売向けクレジット総額は、前年同期比9.3%増加の374億レアル、平均年利は21.3%と2013年12月以降では最低金利を記録している。今後の新車販売は新社会保障案の国会承認に左右されるために、6月まで迄に承認されれば今年の新車販売は急上昇する可能性がある。(2019年6月4日付けヴァロール紙)

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