経済産業省通商政策局中南米室の中山保宏室長補佐並びに同宮地慧係長、サンパウロ総領事館の上田基仙領事が2019年8月6日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長と1950年代中期から本格的に始まった輸入代替工業化政策、90年に誕生したコロル大統領による貿易自由化(経済開放)政策、その後現在に至るまでの産業政策(組み立て中心の政策)について説明。また商工会議所会員350社を2024年に500社まで拡大するための中小企業のブラジル進出展開行動計画ロードマップ案として、貿易・投資情報の提供と中小企業のマーケットポテンシャル、中小企業向け融資とブラジル政府の為替リスク低減策、産学協同および科学技術省所管の企画・研究融資機関(FINEP) 、現状のビジネス環境下で儲かっている分野の代表的な中小企業事例、中小企業が将来儲かる・期待される分野、F/S支援および中小企業海外展開支援プラットフォーム(茂木経産大臣2013/5/01SP)の活用 、JICAプロジェクト(中南米民間連携事業調査団)の活用、サンパウロ投資局(INVEST SP)および零細・小企業支援サービス機関(SEBRAE)との連携、サンパウロ州の治安改善、ブラジル進出時のHOW-TOと日系人出稼ぎ者の有効活用など多岐に亘って意見交換した。
Motonori Ueda, Yasuhiro Nakayama, Kei Miyaji e Fujiyoshi Hirata
Foto: Rubens Ito / CCIJB