ソフトバンクは7月末の建設会社MRV社を所有するメニン(Menin)一族のフィンテック企業Banco Inter社の8%の株式取得に7億6,000万レアルを投資に続いて、デジタルプラットフォームの中古車販売Volanty社への投資を発表した。
ソフトバンク社並びにアルゼンチン資本Kaszek社と共同でブラジル資本Volanty社に7,000万レアルを投資、2018年のブラジル国内の中古車市場では1400万台以上の売買が成立している。
デジタルプラットフォームの中古車販売Volanty社は、ソフトバンクからの7,000万レアルの投資金は中古車販売センターや新規従業員の雇用、テクノリジー開発に充てる。
Volanty社は2018年に投資ファンドMonashees社並びに Canary社から総額1,900万レアルを資金を調達したが、2017年には既に250万レアルを調達していた経緯があった。
ソフトバンクは、コロンビアのボゴタに本社を置くスタートアップ企業のラピ社(Rappi)に10億ドルの投資、またソフトバンクは既に配送アプリLoggi社に1億5,000万ドルの出資。ラピ社は2015年の創業以来世界各国の投資ファンドから総額14億ドルの投資を受けて急成長している。
ソフトバンク社は、今年3月上旬に総額50億ドルに達するラテンアメリカ地域攻略する最先端テクノロジー向け投資ファンドを設立、ラピ社は2015年にスマートフォンのGPS機能を活用した買物代行サービスを開始、購入できるモノやサービスとしては、レストランの料理、スーパーマーケットや薬局などの商品配送事業や公共料金の支払い、ラテンアメリカ地域の大都市での電動スクーターのシェアリングサービスなど幅広い事業を展開して急成長している。(2019年8月8日付けエスタード紙)