社会経済開発銀行(BNDES)の2019年~2022年のブラジル企業の投資予想調査によると、2018年~2021年比では2.7%増加の1兆800億レアル、年間平均2,700億レアルを予想している。
社会経済開発銀行(BNDES)の2019年~2022年の投資予想調査では、調査対象の19セクターの内11セクターは鉱工業部門、8セクターはインフラ部門となっている。
調査対象の19セクターの内8セクターでは年間平均5.0%以上の投資予想、6セクターではマイナス予想、5セクターの年間平均投資は0%~5.0%増加が予想されている。
2019年~2022年の鉱工業部門の年間平均投資は6.9%増加の5,471億レアル、そのうち石油・天然ガス分野への投資は、3,079億レアルで50%以上を占めると予想されている。
1998年~2017年までの社会経済開発銀行(BNDES)の投資向けクレジットのトップは、海外15か国でインフラ事業を手掛けていたOdebrecht社向けの105億ドル、特にアンゴラ向けクレジットは33億ドル、アルゼンチン20億ドル、ヴェネズエラ15億ドル、ドミニカ共和国12億ドル、エクアドル6億8,500万ドル、キューバ向けは6億5,600万ドルを記録していた。
1998年~2017年までの社会経済開発銀行(BNDES)の投資向けクレジットはサービス輸出が98%を占め、Odebrecht社向けクレジットは全体の76%、Andrade Gutierrez 社は14.0%、Queiroz Galvãoは4.0%、 Camargo Correa社並びに OAS社にはそれぞれ2.0%であった。(2019年9月16日付けヴァロール紙)