製造業部門の平均設備稼働率はマイナス4.2ポイント

ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の調査によると、2019年6月~8月の製造業部門の月間平均設備稼働率(Nuci)は、調査対象の14部門の内11部門でマイナスを記録している。

今年6月~8月の製造業部門の月間平均設備稼働率(Nuci)が増加していたのは僅かに3部門で、機械・電機材料部門の設備稼働率は1.9ポイント増加の81.9ポイントであった。

また前記同様に医薬品部門の月間平均設備稼働率(Nuci)は、8.77ポイント増加の85.2ポイントを記録、衣類・服装品部門は0.1ポイント増加の88.4ポイントを記録している。

今年6月~8月の製造業部門の月間平均設備稼働率(Nuci)トップは、製紙・パルプ部門の89.4ポイントであったが、マイナス0.9ポイントを記録、繊維部門はマイナス5.4ポイントの78ポイント、情報機器部門はマイナス0.3ポイントの77.9ポイント、金属部門はマイナス7.3ポイントの77.5ポイントであった。

化学部門はマイナス3.57ポイントの76.2ポイント、食品部門はマイナス2.6ポイントの76ポイント、自動車部門はマイナス3.3ポイントの75.4ポイント、プラスティック部門はマイナス5.2ポイントの75ポイント、非鉄金属部門はマイナス8.8ポイントの71.6ポイントを記録している。

また鉄鋼製品部門はマイナス5.1ポイントの70.4ポイント、機械・装置部門はマイナス10.7ポイントの66ポイントと二桁台の落込みを記録、製造業部門はマイナス4.6ポイントの75.4ポイントに留まっている。

今年6月~8月の消費財部門の月間平均設備稼働率(Nuci)は、2014年第1四半期比ではマイナス5.93ポイント、非耐久消費財部門はマイナス5.4ポイント、耐久消費財部門はマイナス6.93ポイント、資本財部門はマイナス11.3ポイント、中間財部門はマイナス7.13ポイント、建材部門はマイナス8.83ポイント、製造業部門はマイナス7.13ポイントを記録している。(2019年9月18日付けヴァロール紙)

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