2006年~2017年の家族経営農業は9.5%縮小

ブラジル地理統計院(IBGE)の2017年度農畜産調査によると、2006年~2017年の12年間の家族経営農業は9.5%縮小しており、2017年の家族経営農家は389万7,000家族となっている。

2017年のブラジルの農畜産に従事している家族数は500万家族、家族経営農家は、農畜産全体の76.8%に相当する389万7,000家族、ブラジル農業の3/4に相当している。

しかし2006年の家族経営農家は430万5,000家族でブラジル農業の83.2%を占めていた。また2006年の家族経営農家の所有面積は812万6,900ヘクタールであったが、2017年には808万9,100ヘクタールと僅かに縮小、ブラジルの耕地面積の23%に相当している。

2017年の家族経営農家の平均所要面積は22.6ヘクタール、家族経営農家の所有面積の48%は家畜飼育のための放牧地となっている。2006年の家族経営農家の人口は1,228万2,000人であったが、12年後の2017年には17.6%減少の1,011万6,000人まで減少している。

サンタ・カタリーナ州の家族経営農家は農畜産従事者の50.68%を占めている。2017年のブラジル国内の耕地面積は、国土全体の41%に相当する3億3,368万ヘクタール、農畜産の生産総額は4,650億レアルを記録している。(2019年10月26日付けエスタード紙)

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