2019年11月30日(土)午前10時から午後3時まで開催されたブラジル日本青年会議所―JCI Brasil-Japão「第4回 ブラジリアンマインドプロジェクト「Brazilian Experience Day」」に会員企業から30人程の駐在員や日系ブラジル人が参加した。会議所からは上田みどりアシスタントが参加した。
Hotel Blue Tree Verbo Divinoで行われ、晴天の土曜日、和気藹々とした雰囲気の中で参加者は家族と共に時間を過ごした。
はじめに在サンパウロ日本国総領事館から野口 泰総領事が挨拶を行い「領事館の活動」について講演を行った。
講演の中で、活発な若手人材の協力への感謝、ブラジルの印象や若手日系人がブラジルで日本文化を広げてくれていること等に触れた。
また領事館が行うサポートや対応、支援、ブラジルの政治経済、サンパウロジャパンハウスの業務・活動(月平均50万人の来場者)、
ブラジル治安情報、ビザの発効、日本企業支援連携について説明。
天皇陛下がこれまでブラジルに3回来られたことや来年の東京オリンピックの告知、
昨年7月に日系4世(18-30歳)の特殊ビザ取得が可能となったこと。
世界中の日本大使館の中でフェイスブックのフォロワーが一番多いのはブラジル大使館であるなどネット好きな国民性、
JCIの活躍やブラジルの感想について述べた。ブラジル人の日本人への敬意は非常に特殊であり日本の文化が充実、恵まれた天候や果物の豊富な住みやすい国、それがブラジルであり、
特にサンパウロは居心地もよく、外から見るニュースではとても治安の悪い場所と強いイメージを持たれるが、日々注意を払って過ごしていれば過ごしやすい国であると述べた。
また続いて坂尾英矩氏の講演「ボサノヴァの歴史-ボサノヴァは何故日本でヒットしたか」が行われ、同氏は元サンパウロ総領事館広報文化担当、日本におけるブラジル音楽のパイオニアと現在活動中である。
午後にはグループ・ディスカッションやブラジリアンダンスのワークショップと
カイピリーニャのワークショップが行われ、参加者達はブラジル文化に触れる貴重な機会となった。
また日本人のフルート奏者コッペデ・ひろみ氏が昼食後、素晴らしいボサノヴァ演奏を行った。
野口総領事
坂尾英矩氏
コッペデ・ひろみ氏
参加者の皆様