昨日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、2019年の公式インフレ指数は、9週連続での上方修正で前回予想の4.04%から4.13%に上方修正されている。
また2020年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の3.61%から3.60%と僅かに下方修正、調査協力の金融機関の中でも的中率が最も高いトップ5銀行の2019年のIPCA指数は前回同様4.13%、今年は3.50%を予想している。
今年1月の今後12カ月間のIPCA指数は前回予想の3.77%から3.69%と4回連続で下方修正、中銀の2019年のインフレ指数の目標中央値は4.25%、2020年は4.00%、2021年は3.75%、2022年は3.50%、許容範囲は上下1.5%となっている。
また今年の政策誘導金利(Selic)は前回同様に4.50%、トップ5の平均は4.25%、また2019年のGDP伸び率は1.17%と4週連続で上方修正、2020年のGDP伸び率は前回同様2.30%に据置かれている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、前回のR$4.08からR$4.09に修正、2021年は8週間連続でR$4.00に据置かれている。(2020年1月7日付けヴァロール紙)